ぽてぽてDOG通信

「ドックスクール ゆっか」訓練士yaraのブログ。3頭のシェパード&柴&黒猫と暮らしながら仕事と育児(お子2人)の両立に奮闘中。

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2011-10-31-Mon-21:54

ジョン君



コン太の会で保護され、現在預りボランティアのOさん宅で暮らしているダックスのジョン君。

ダックス特有の“吠える”行動でお困りとのことで、本日、ボランティアでトレーニングに行って参りました。

インターホンの音・ボイラーの音・お隣に遊びに来るお子さんの声等に反応して吠えてしまうのと、来客時に興奮して吠えてしまうとのこと。。

他にも、髭カットができない・お散歩を嫌がる&帰り道は引っ張り急いで帰ろうとする等のご相談もありました。

どんな問題行動に関しても、まずは主従関係をしっかりと築き上げていくことから始めます。

ダックスは吠えるのが仕事のような犬種…でもだからと言って、吠えさせっぱなしでいるわけにはいきません。
本能的についつい吠えてしまったとしても、主の一声で吠えるのをやめるようにしていかなければなりません。

主従関係ができていないと、吠え始めた犬は主が何を言っても聞く耳を持たず、本能のまま気が済むまで吠えるのをやめません。

“指示を聞かせる”には周囲で起こっている事よりも“主に集中させる”事が必要です。

“集中させる”と表現すると、なんだか強制的なお勉強のような印象を受けてしまうかもしれませんが、決してそんなわけではなく“周囲よりも主の方が魅力的である”ように印象をつけていくということです。

主の方に魅力を見つけた子は、何をしていても自然と主の行動を見ています。
お散歩ひとつとって見ても、チラチラ顔を見て歩き、犬の方から「次はどっちに行くのかな?」と指示を待ち望むようになります。
また指示を受け従うことに、一緒に何かをこなす喜びや楽しさを感じイキイキとしてくるでしょう。

本日、Oさんのお宅へ行くと、やはりジョン君はインターホンで吠え、私がおじゃまして暫くは吠え続けている状態でした。
こういった場合、ちょっとやそっと注意する程度では逆に吠える事に自信をつけていってしまいますので、吠えモードから我に返らせるキッカケとしてチェーンを使用しました。

ちょうどOさんがお友達を呼んで下さっていたので、インターホンで吠えた時、来客が入室して吠えた時の良いトレーニングができました(^-^)

たった2回です。
たった2回、チェーンを使っただけでジョン君は吠えなくなりました。

また、髭カットも始めからハサミで切ろうとはせず、まずはハサミに慣らせる所から日々練習していくようアドバイス。
「マテ」をかけて我慢させつつ、徐々に慣らせていくことでハサミは怖いものではないと理解させていきます。
これも主従関係が成り立っていないと“髭カットは嫌な事=歯向かえばされなくて済む”と解釈されて抵抗されてしまうのです。
ですから、主は絶対に退いてはいけません。
今日、それほど問題無くカットさせてくれたことに、Oさんはとっても感激して下さった様子(^^)v

お散歩の様子を拝見していると、ここでもOさんがジョン君の意志に従い過ぎてしまっているようでしたので、そこをご指導させて頂きました。
お散歩を嫌がって歩かない…だからといって歩くのを待っていては、ジョン君の意のままです。
歩かなくても待たずに歩かせる。
歩かせながら、歩いている事に対してよく褒めて自信を与える。
歩くことが楽しくなるように、よく声をかけてあげましょう。
また、帰り道に急いで帰ろうとする事については、まずはパターン化されたお散歩に問題がありました。
今までのお散歩は“ただ歩くだけ”“とりあえず済ませればいい”歩きたがらないくらいですから、お散歩が楽しくなくて早く帰ることしか頭になかったのだと思います。
コースを覚え、ここに来たらもう帰れる…といった感じだったのでしょう。
これも主従関係をしっかりと明確にすることで、アッサリと改善されます。
まずはお散歩に楽しい印象を持たせるために、先にも説明したようにとにかくよく声をかけ、触って褒めて歩くことに自信をつけてあげること。
次に、お散歩コースをただ毎日歩くのではなく、早足にしてみたりユックリ歩いてみたり、時々くるっとUターンをして逆方向に歩いたり、止まってお座りやマテをさせたり、犬が行きたい通りにただ歩かせるだけではなく、主の歩度を変えたり指示を取り入れることで、主にいつも注目を向けるようにしていきます。
このお散歩のトレーニングは、真面目な調子で根詰めて真剣にやりすぎるのは犬にも人にもストレスになりますから、ゲーム感覚で犬と遊びながら取り組んでいくと、きっとお散歩大好きなジョン君に変貌を遂げると思います。

Oさんはあくまでも預りボランティアさん。
ですが、しっかりとジョン君との関係を考え、また里子へ行った先でのことも考慮して努力されていること、とても素晴らしいと感じました。

大丈夫です(^-^)
ジョン君、きっと良くなりますよ!
また伺いますので、頑張りましょうね♪
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